演奏会

来週、アコースティックのライブがある。

ウクレレの先生が主催の、生徒の演奏会だ。

私も、ウクレレで出るが、選曲に右往左往で、

ほぼまともに弾けていない。

練習で弾けないものは、本番でも弾けるはずがない。

こうなったのは、先生のせいである。

ずっと練習していた曲もあるのに、

急に新しい難しい楽譜を持ってきて、これをやるから、と。

なんなんだよ、まったく。

なんで前の曲ではいけないんですか、と聞くと、

あれは簡単すぎたから、とのこと。

その程度の難度の曲で十分なのである。

間違えずにちゃんと弾けるものがいいのである。

あまりの無計画さに呆れ、グループの一人が抜け、

私は一人になってしまった。

 

そして、エレキギターの高校生が弾く、鬼滅の刃「紅蓮華」を

歌ってほしいんだけど、とまた急に頼まれた。

先生のアコギ、高校生のエレキ、カホンでやるらしい。

しかし、これは、演奏会の3週間前に頼むものなのか。

紅蓮華って・・・

と思っていたら、月刊ピアノ11月号(雑誌)にピアノ譜が載っていた。

楽譜があれば、こっちのものである。

コーラス歴25年を舐めるなよ!!と

鼻息荒く、楽譜を見ながらユーチューブのカラオケで練習し、

先週、レッスンに行ったら、先生が開口一番、

「どう??無理だった??」だとよ。

なんともやる気を削ぐ人である。

すると先生が黙って伴奏を弾き始めたので、すっと入って、

最後まで歌い上げてやったら(笑)、ニコニコしながら

「若い人の歌やけん、歌ってくれないのかと思ったんよ」だと。

腹立つわ。歌えないかと思った、と言いたかったんじゃないの。

ほんま、やる気削ぐわ、でも、もう来週に迫っている。

仕方ない、高校生のために頑張って歌ってあげることにする。