京都旅行 覚書 2日目 20日のこと (朝)

お天気がヤバイのである。お昼から降水確率が高いのである。なので、夕べは雨を阻止するために念力を発しながら寝た。おかげで朝は快晴である。朝食前に、こみちさんから、八坂神社でのイベントの情報と、晴れたことへのお褒めのメールをいただく。今日もよい旅になりそうだ。

四条河原町で17番の市バスを待つ。しかし、その前に、5番岩倉行きのバスが来る。どちらも銀閣寺道に行くので、5番に乗り込み、整理券を取る。娘が「なんで、これは整理券がいるの?」と聞くので、「これは郊外も廻るバスなので、料金が一律ではないのよ。」と説明してやる。

バスには若者のグループが目立つ。カップルもいるが、男の子3人のグループとかもいる。男子だけで、京都見物かあ、と思うが、余計なお世話である。

銀閣寺道で降り、銀閣寺へ。このへん、全然変わっていない。空気が私を「おかえり〜」と迎えてくれているような気がする。気持ちは学生時代に一瞬で飛んでいった。なつかしや。
渋い銀閣寺と、砂の模様のみごとな庭を見て、展望所まで上り、京都の街を見下ろす。順路をまわって下に降りてくると、お庭にピンクの椿の木があり、木に咲いている花もみごとだったが、落ちた花が、苔の緑に映えてとてもきれい。良い。出口にあった災害募金箱にお金を入れ、外へでる。

銀閣寺道のお店をみながら哲学の道へ。「のび工房」というグッズの店があり、紺地に黄色の糸で猫の刺しゅうがしてあるバックを買う。デジカメ入れにちょうどいい猫柄のポーチも買う。猫が好きなのでうれしい。

道並みの桜の木の蕾は堅くて小さい。まだまだ咲くどころではない。娘とあれこれ話しながら歩いていくと、白黒猫がいて、ちちち、と呼んで見るとこちらを見たので、近寄ってなでさせてもらう。しばらくすると、虎猫が2匹いて、こやつらには無視された。「猫にガン無視」と娘に笑われる。哲学の道は猫が多い。

しばらく行くと、よーじやカフェがあり、入ると2階に通され、抹茶ラテとケーキを注文して、上からお庭をみてくつろぐ。抹茶ラテは、よーじやのトレードマークの女の人の顔をミルクの上に抹茶で描いてある。カメラをむけると、模様の女の人の目を、カメラが認識して、焦点があったのでおもしろかった。

次に熊野若王子神社に詣で、「苦難をなぎ倒す」というなぎの木の葉の入ったお守りを買う。これからは、苦難、困難もなぎ倒して生きていくのだ。守りたまえ。

永観堂前を通り、南禅寺に着く。三門の大きさに圧倒される。お金を払って、とても急な階段を上がり、2階??に上がる。下に広がる景色は、まさに、絶景かな〜〜、である。下に降り、庭園を散策。レンガ造りの水路閣前で写真を撮ったりしていると、もうお昼である。  (続)