頑張れ私。

先日のNHK「朝イチ」で、ゲストが姜尚中さんだったとき、有働由美子アナウンサーが舞い上がって、「こうぞ、どちらに。」と発言し、おおいに受けていた。
プロでもアガるとこんな事もある。


私のことだが、この間、友達が、
「今日の服、お腹がめだったらイカン、と思って朝はシリアルをちょっと食べてきただけなんよ。」と言うので、
「それはご苦労様。」と返すつもりが、
「それはご馳走様。」となぜか言ってしまい、
「いえいえ、おそまつさま。」と大笑いされてしまった。


図書館で、イトヤマアキコさんの本を探すのに、かなり長い間、アキヤマイトコさん、とつぶやきながら探していた。


今日は、新聞を読んでいて、若い俳優さんが上京するとき、反対していたお父さんが「頑張れ」と言ってくれた、という文化欄の記事のタイトルが、「上京の日 父 倒れ」と見え、
「ええ!なんと間の悪いお父さん!」と思ってその後どうしたんだろう、と心配しながら記事を読んだら違っていて、自分のアタマが本当に心配で、だれかに「頑張れ」と言って欲しい心境です。


TVを見ては、アメリカの超太った人が痩せるために胃のバイパス手術をして、その際に麻酔を打つ血管が脂肪で埋まっていて、注射するのに大変そうな映像を見て、私だったら、どこの血管にでも打ち放題だわ、とそんなことで優越感にひたってみたり、
帰れま10で、タカが東京で野菜畑を探して農家の人のお手伝いをする企画で、山瀬まみが、えだまめが生っている畑を見て、
「これなんだろ。」と言い、トシに「え、山瀬さんって野菜ソムリエですよね。」と暴露され、「ああ、ナスかも」と言って、いっそう墓穴を掘ったのをみて、
「田舎の人だったら、枝豆畑なんか一目でわかるわい。野菜ソムリエってどれだけのもんじゃい。」とまた優越感にひたったりしました。


自分のアイデンティティのありかを必死に探す48歳の後半。
寒くなってくると、心寂しくなってきたりします。