あんしん、とは

昨日、お預かりの年少児の部屋へ入ると、一人の男の子が近づいてきて、「あんしんします。はいてますよ。」とたどたどしく言った。
安村か!?と思ったけど、例のポーズを取る様子もないので、一応「あはは」と笑っておいて、「あんしんしてください。はいてますよ。やで〜」と訂正してあげると、また、たどたどしく、「あんしんしてください。はいてますよ。」と真剣に私の顔を見つめながら言うので、「そうそう。それよ。」と褒めてあげた。
なぜ、今頃、安村なのか。昨夜、身近な誰かが教えたのだろうか。でも、きっと、意味はわかってはいないだろうなあ、と思っていると、横にいたもう一人の男の子が、「ねえ、あんしん、ってなに??」と根本のところから尋ねてきたので、「ああ。この子らは、3歳児。」と改めて認識したのだった(笑)
それで、「あんしん、っていうのはねえ、ああ、よかった、ってホッとすることよ」と説明してみた。しかし、なおも、「ねえねえ、あんしん、てなに〜」としつこく聞かれ、ギャグを言った彼なら、ギャグの意味はわかってなくても安心の意味は知っているのではないか、と思い、そちらを見たら、その子も食い入るように私の顔を見て、答えを待っているようだったので、めちゃくちゃ面白くて大いに受けてしまった(笑)