夫と犬

朝、新聞を読んでいたら、2面下に大きく「夫の気持ち、通訳します。」という題の本の広告が載っていた。ええ!?と思って、よく見ると、「夫」ではなくて、「犬」だったよ(笑)

私は犬は飼っていないので、犬の気持ちにあまり興味はないけど、夫の気持ちの通訳本があるなら、欲しいかもしれん。

そういえば、以前に「夫は犬だと思えばいい」高濱正伸(集英社)という本もあったな。けっこう、TVなどで話題になっていたのを見た気がする。
夫、息子など、男どもは、犬だと思って接すれば、その行動にいちいちムカッとしなくてもいい、とか。(私もその当時、図書館で借りて読んだ 笑)

男の子は、カブトムシだと思って育てればいい、みたいに書いてあったかも。カブトムシが、角を振ろうが、ひっくりかえろうが、「どうして今、角を振ったの?」と疑問に思ったりしないでしょ。そのくらいに思って接するのがいいとか。その行動には、あまり意味はないらしいよ。

でもその時思ったのは「犬と結婚する」と思って結婚する人はいないよねー。「人」と結婚した、と思っているから、その人の行動が理解できなかったら、??になって、「なんで」「どうして」と悩んで、イライラして問い詰めたりしてしまうんだよね。
ま、もちろん、「犬」というのは、結婚生活での「心構え」として、相手の行動とかに疑心暗鬼になっちゃあ、生活が大変よ、あなたもしんどいし、相手にとっても負担になるから、そのくらい開き直った気持ちで暮らすのが楽よ、という事なんだろうけど。できんけん(←バリイさんの口調で)

そして「夫」は「犬」だと思えばいい、んだから、もしかして「犬の気持ち、通訳します。」を買って読んだら、「夫」の気持ちがわかるのではないだろうか、という考えが一瞬よぎったけど、もうええけん、私は猫派やけん、いっそ、「妻は猫だと思えばいい」という本を誰か出版してくれて、それを読んだ男たちが、妻を自由気ままに暮らさせてくれたらええなあ、と思ったりしたのであった。
ああ、お天気のせいかわからんけど、頭が痛いわい。うぇぇ〜〜