終わりと始まり

けっこう、惰性で続けていることが色々ある。やりながら、「これって、もう実質終わってるよなー」と思って、「じゃあ、ほんとに終わったのっていつなんだろう?」と考えてみると、「うーん、始める前から、ほんとは終わっていたんじゃないか」などという結論に達したりする。

要するに、周りの人たちへの配慮や、状況で、どうしてもやらざるをえなかった、やらないと何を言われるかわからないよな、という思い込みと保身、嫌でもこのまま流れに乗って流されていたほうが楽だろう、というあきらめ。

終わらせたい。でも、勇気がない。でも、このままイヤイヤ続けていて、何かいいことがあるのだろうか。うーん、とりあえず、今の人間関係は保たれるわな。

なんにでも、始まりがあれば、終わりがくる。状況も変わるのがあたりまえ。それで壊れる人間関係なんか、それまでのものである。

何かを終わらせたら、別の何かが始まる、その保証があれば踏み切れる、なんて、虫のいいことを思っている限りは、現状の打破はない。多分。