思うこと

昨日、娘も東京へ帰ってしまった。さみしいことです。
今回の娘の帰省は、珍しく、私と娘の一度の口ゲンカもなしでした。いつも、最後の方に、私が娘のワガママ言動に、堪忍袋の尾が切れたりするのですが。
思えば、何度か一発触発の場面もあったのですが、私が「まあ、ええかあ」という感じになり、うまくスルーできたというか、そんな感じでした。

このことは、保育士試験の勉強の中で学んだ、子供の発達やら、心理やらの影響もあったような気がします。大人の観点から、娘と接することができたような気もします。
おい、ようやく、大人かい、と笑ってしまいますが、これまでは、娘も自分も対等に思って(娘、20代後半)、そろそろこっちの気持ちも慮ってちょうだいよ、という気持ちが爆発してしまい、ケンカになったりしていたのですが、今回の勉強で、私の方の余裕が出来た感じでした。
知識を持って、娘と接するということが、ようやく今になってできたのは、よかったことでしたが、それなら、今まではどうだったかというと、それなりに、育児の本も読み、一生懸命良かれと思ったことは実行してきたつもりです。

もっと子育て真っ只中の時に、児童の心理やら発達やらの勉強を専門的にやっておけばよかったのかな(その場しのぎの知識ではなく)、などと思ったりしますが、多分、その時には、そんな余裕もなかった。
子育てが終わってから、改めて専門的な勉強をしてみて、いままでの自分の子育てを振り返ることができ、20代後半娘にも、まだまだ子育て術が使えることがわかったので、うーん、いつまでたっても、子供は子供か、とちょっとビックリした、というところでしょうか(笑)