人生の転機か 2

水曜日、仕事が終わって携帯を見たら、数件、不在着信が入っていた。登録していない番号で、固定電話、携帯番号など数件あったので、なんだろうと思い、一応何事かを聞いてみよう、と、固定電話の番号にリダイヤルしてみた。
そしたら、夜の7時前にもかかわらず、「市民生活課です」と声がし、「は?市役所??」と驚いて「不在着信があったんですけど、何でしょうか」と聞くと、課長さんが電話口に出て、「市の広報に、消費生活相談員の募集を載せていたのですが、ご覧になりましたか?」と言われた。

簡単に書くと、市の消費生活相談員をもうひとり増やしたくて、広報に募集を出したけど、締切1週間を切っても、誰も応募してこない。県の消費者センターに問い合わせて、ガーネット地方の資格保有者を問い合わせてみると、3人しかいないということが判明。
一人はすでに市役所で勤めていて、あとの二人をどうにか探しだそうとしたところ、私が資格を取ったとき、市役所に持っていった書類(合格通知のコピーと住所電話番号を書いた1枚の紙)が古い綴りに挟まっているのを発見して、電話をかけたという事だった。

しかし、私が、もの好きにも、その資格に挑戦して受かって、市役所にお伺いに行ったとき、「今は募集していません。同じ歳くらいの資格者がいるので、もう少し若い人なら後継者として考えるのですが。」と言われたのである。8年くらい前の話である。
その後、市の臨時職員を受けた時も、その資格のアピールをし、臨時職員の2年間の任期が終わった時もアピールしたけど、「若い人ならよかった」と断られ、もう私の需要はないのね、と思って、資格更新はしながらも仕事には就けないものと思っていた。なので、広報は見たけど、若い人の募集なのね、と思って鼻から気にもかけなかった。今は保育士資格で仕事をしてるしね。

その課長さんは、私が臨時職員をしていたことも知らなくて、ただその古い紙を見つけて、マジか、と思って電話してみたとのこと。去年、条例が変わって、市の「消費生活相談室」から「消費生活センター」にしなくてはならなくなり、どうしてももう一人資格者がいるとのことで、ぜひ4月から来て欲しい、ということだった。
しかし、体裁は、私から応募したようにしてほしいので、履歴書と、志望動機を400字で原稿用紙に書いて持ってきてほしい、ということで・・・。
何なのかな?お役所仕事やわ〜〜〜上から目線やわ〜〜。
ということがありました。続きはまた次回。