続きの続き

金曜日、10時に市役所到着。市民生活課の階に行くと、メガネの、よう肥えてはる男性が待っていた。その人が、消費者相談室の担当の人だった。
会議室に案内され、1時間超、話を聞いた。
ガーネット市は、消費者相談体制が遅れていて、周辺の市は「消費者センター」なのだが、ここは「消費者相談室」なのだそうだ。市民にとっては、名前なんかどっちでもいいよ、という感じであるが(笑)。
しかし、去年条例が変わって、どうしてもセンターにしなくてはならなくなった。
センターにするために、職員に資格者を増やし、消費者問題の相談をどんどん受けて、国民センターに繋がるネットに素早く打ち込み、4月からは、消費者講座の講師などもやって、市民に賢い消費者としての知識を、より広めていかなくてはいけない、とのことだった。そして、相談室に今いる、1名の資格者以外の、市役所OB数名に、これから資格を取る勉強をしてくれというのは酷で、どうしても、すでに資格を取っているあなたに来て欲しいのですが、という話であった。
そこで私が「今まで、何度かアピールしたんですけど、ことごとく、年齢が若かったらね、と断わられてきたんですけど」と言うと、「年齢はいいんです。人生経験の浅い若い子に、こうしてください、とアドバイスをされても、相談しに来た人は、納得しないかもしれない」などと言う。
そんなことはないでしょうよ。きちんとした知識さえあれば、相談は受けられる。人生相談室ではないのだから。もし、消費者問題以外の相談が来たら、市役所OBに受けてもらえばいいのである。
言い訳に聞こえるなあ、まあ、過去に私を断ったのはこの人ではないにしろ。というか、むしろ、探し出してくれたとも言えるのかなあ・・。
そんなことを考えながらも、「今はガーネットさんだけしかいません。助けてもらえるとありがたい。」との熱意に押され、「じゃあ、社協の面接の時、このことを言ってもいいですか」と聞くと、「構いません。でも、選ぶのはあなたなので、自分で選択してもらって大丈夫です」と言う。いやー、どっちやねん。
とりあえず、話を聞いたあとに、履歴書と志望動機書を渡してきた。
昼1時からは社協の面接である。こんなに急では、気持ちの整理もつかないし、決断などできない。一旦家に帰ってお昼を食べ、面接会場へと急ぐ。