5月6日 ①

朝8時に朝食をいただく。メニューは、ご飯、お味噌汁、ししゃも2尾、ザーサイの漬物、きんぴらごぼう、春菊のおひたし、コブの佃煮、そしてヨーグルトにバナナが入ったもの、である。今朝も早ようから、お宿の若い女の人が料理する音がしていた。

今日は、嵐山に行く。交通手段は、①市バスだと1時間かかる。②阪急を使うのには、四条大宮まで行かないとイカン。③京都駅からJRに乗ると、16分で嵯峨嵐山駅に着く、ということがわかり、京都駅に徒歩で向かう。10分くらいで着く。烏丸五条のお宿は、けっこう便利な立地ではある。

嵐山に着いて、まず渡月橋に向かう。今日もよう晴れて、太陽がジリジリ。娘は日傘をさしていたけど、私は今日は帽子を被って日傘は無し。娘に「おばさんみたいな帽子やね。なんでそれにしたの」と言われ傷つく。旅行の前に、新しいのを買おうと思ったけど、どこに行っても全然気に入ったのがなかったので、公民館事務員時代の行事の時にかぶっていた帽子を持ってきていたのである。それを言うと、「公民館、て感じや」と言われる。写真を撮るときは脱ぐことにして、その場を収める(笑) ていうか、おばさんなんだけどね、母は。

渡月橋は、まさに絵に描いたような風景。ザ・嵐山、であった。前の台風で氾濫した大堰川も今日は穏やかで、まわりのお店もきれいに修復されていて、お客さんで賑わっていた。

次に天龍寺に着く。そういえば、嵐山は、大学1年の連休に、そのころ付き合っていたボーイフレンドと来たのであった。ここも来たはずだが、あまり記憶がない。35年前になるんだね。おそろしかー。
彼は、金沢大学に進学して、わざわざ京都に遊びに来てくれたのであった。今はどこでなにをしているのだろうか。知る由もない。

天龍寺では、大きな達磨図に迎えられ、雲龍図のふすまに感心し、世界文化遺産の曹源池やお庭を見て、心が癒される。どこに行っても新緑がいっぱい。

その後、竹林の道を通って、野宮神社に行く。願い事達成の神石(亀石)にさわって、願い事をする。ここでも外国人の旅行客を大勢見かける。