バキバキ先生

小松高校に、えらく感情移入してしまう自分がいるが、なぜだろう??と考えてみるに、たぶん、自分の高校が甲子園初出場したときに思いが被ってしまうからだと思います。

あのころ、有力といわれる生徒は、ほとんど、周辺の野球強豪校に出てしまい、わが母校のすぐ近くの家の子さえも、3駅向こうの高校に行っていた状態でした。その高校は、私が中学の頃、夏の甲子園で準優勝し、私は、興奮して新聞の切り抜きをやたらとスクラップ帳に貼り、父に笑われて傷ついた記憶があります。

それが当たり前の状況だと信じて疑わなかったのに、「地元の子は、地元の高校に」という父兄の涙ぐましい呼びかけで、野球のうまい子も地元の高校に進学して、3年の時に、ついに甲子園初出場、となったときには、世界が変わった、くらいの喜びと衝撃がありました。

まあ、私は、2駅向こうの中学から、汽車通(電車通学、ではなく・・田舎〜〜)に憧れて、受験した高校が、たまたまそういう事になったことで、甲子園に応援にも行けたし、大学進学で京都に行ったときに、出身校の名前をみんなが知っていてくれたし、大学の時にも甲子園に応援に行けたし、3年間一緒に学んだ同級生が誇りでもあり、大変いい思い出が出来たわけです。

愛媛はほとんどが県立高で、私立は済美帝京第五、新田くらいです。だから、公立校の練習量と、全国の私立の高校の練習量では、かなり大差があると思います。昔は勝てたのに、今は1回戦負けが多いのも、しかたないかもしれません。ちなみに我が母校は、ベスト8まで行った記憶が。小松高校もがんばってほしいです。

話はまったく変わりますが、今日は、3人の幼稚園年中女子にず〜〜〜と囲まれて、3時間近く、その子らのために、折り紙を折らされていました。そして、肩と目がめっちゃ疲れ、「肩こったけん」と腕を後ろ回しとかして、ほぐしていたら、「バキバキ先生」と言われました。恐るべし、今時の幼稚園児。相当、怖いです。