「声の衛生」のための注意事項

1 叫んだり、金切り声をあげたり、大声で笑うことをさける。

2 咳払い、空咳は必要最小限にとどめる。

3 うら声で話したり、無理な高さで発声することを止め、ささやき声もさける。

4 うるさい機械のそばや、大きな音で音楽を聴いている時、ドライヤーを使っている時、バス、電車、地下鉄、飛行機、自動車の中など、うるさい乗り物のなかでの会話をさける。

5 話したくても、思うように声が出にくい時は、無理に話さないようにする。

6 話をするとき、首、肩、胸、のどなどに、力を入れない。

7 冷たい空気や、乾燥した空気の場所は避ける。

8 けむたい所や、埃っぽい所、タバコを吸っている人のそばに行くのは避ける。

9 屋外や広い部屋で遠くの人に対して話すのはさける。

10 風邪をひかないように注意し、風邪の時は、できるだけ声を休める。


以上、注意事項を書いた紙をもらって読んだが、耳の痛いこと。
1番の、叫んだり、金切り声、というのは、日常茶飯事。
2番、あまりにも痰が絡むので、出そうとして、咳払いはずっとしていた。
3番、裏声、無理な高さで発声というのは、コーラス歴約20年の中で、ずっとやってきたこと。まあ、発声法に基づいてのものだと自分では思っているのだが。しかし、ささやき声も喉に負担がかかるとは、思いもしなかった。
4番うるさい環境では話さない、とのことだが、子供らが叫びながら走り回るのをやめさせようと、とにかく声を張り上げていた。
5番、風邪のあと、なんとか声が出るようになった時点で、仕事で大声を出していた。
6番、そうとう体に力を入れて、子供らを注意していた。
8番、埃っぽいところ、というのは、幼稚園の教室を、箒で掃除するとき、いつも感じていた。
9番、外遊びしている子供を、お迎えの人が来たら、大声で名前を呼んで呼び戻していた。
10番、大風邪引いて、1月から3月、税務署で朝から夕方まで、大勢の人を相手にパソコンのデータ打ち込むのにしゃべり続けていたし、幼稚園でも、声が出かねているのに、無理して大声出していた。

これまでは、なにか根拠のない自信があって、どんな声の出し方をしても大丈夫だと思っていた。
コーラスで培った声を使って、大声を出したら、よくとおっていい、とまで思っていた。しかし、そうではなかった。

今回初めて自分の声帯を見たけど、こりゃあいかん、と心から思った。見える化して初めて気づく、この鈍感さ。馬鹿だねえ、まったく。

土曜日にもまた練習があり、日曜日、コンクールの本番だけど、土曜日は口パクでやろう(笑) なんて、こればっかりは無理なので、事情を説明して、できるだけ力を入れずにかる〜〜〜〜〜く流して、本番に備えようと思う。
本番が終われば、今度は1月にあるアンサンブルコンクールに向けて、本格的に治療に専念しようと思いました。
今日の、仕事での喉の保護のための実践。「騒いでいる子には、そばまで行って、肩に手を置いて気づかせ、普通の声で注意する。」穏やかにね。