三つ子の魂、百まで

夕べ、俳句の本を自費出版をした叔母から電話があった。

本を贈ってくれたお礼に、お菓子と本を読んだ感想と、自分が好きだと思った句を便箋に書いて送ったので、それが着いた、という電話だった。

叔母は小学校の教員をしていた人だ。私が小学生の時、私のいた学校に赴任して、何年かいっしょに過ごした。受け持ってもらったことはなかったが、廊下とかでよく見かけて手を振ったものだ。

その叔母が、私が好きだと書いた句が、自分の思いとぴったり合っている、と言う。全体の感想も、さすが、あなただ、と褒めてくれる。そして、「あなたは小学校6年のとき、謝恩会か何かで、自分で台本を書いて演じたことがあったでしょう。小学生なのに、よくあんなことができるものだ、と感心したのを覚えているよ。」と言う。私は全然忘れていたが、そういうことがあったのだ、と叔母は言う。

とすると、私がコーラスの打ち上げで、台本書いて「出し物」を演出したりすることのルーツは、小学校時代にあったことになる。本人は忘れていたが。いつから自分がそういうことをやりだしたのか、夕べ解明した。一体どのような事をしたのか、内容がしりたい。タイムマシンに乗って見に行きたい。きっと、見たら恥ずかしすぎて顔から火が出るだろうが、見てみたい。

思いもかけずに自分の小学校時の所業が判明し、興奮したまま、実家の母に、叔母にお菓子を贈って電話があったことを報告した。そうすると、叔母とは仲が悪い母は、すこぶる不機嫌だった。本もまだ見ていないらしい。困ったものだ。
http://d.hatena.ne.jp/ganetto48/20110223/1298442116