同級会が2回もあった

私の中3の時のクラスは(何十年前の話 (笑))とても仲が良くて、未だに年に1,2度は集まります。
9月は三連休が2回あり15日からの三連休には埼玉から、22日からの三連休には神奈川から帰省してきた人がいて、いつも幹事をしてくれる人のお世話で同級会を2度やりました。

15日の時は、3次会までやったあと、しまなみ海道をドライブして伯方島の展望台に行きました。月がちょうど隠れた時間帯で、空は満天の星で、天の川がはっきりと見えました。天の川を見るのは子供の頃以来のような気がします。とても綺麗でしたが、眠気に負けて、車の中で寝ていた人もいて、後で天の川のことを聞いて、「見たかったわ」と残念がっていました。
対岸の街の灯りもとてもきれいでした。
帰ったら2時過ぎで、お風呂に入って寝たのが3時ころでした。(夜明けです)

次の日は、午前11時に現地集合で、故郷の川で石拾いをしました。
帰省してきた同級生(男)が、奥さんに、「石を拾ってきてね」と頼まれたとかで、それならみんなで拾ったら早い、ということで寝不足、二日酔いでも不思議と疲れもなく(笑)、前日飲み会に参加できなかった人も加わって、ジリジリ照りつける太陽の下で川原で石拾いをしました。
故郷の川は、日本でも珍しい鉱石が取れる川で、同級生の奥さん(生まれ育ちが埼玉)は、鉱石に興味があり、おみやげに欲しかったそうです。
川原をみんなでうろうろし、女子の中には、「日に焼けるし疲れた」と車に避難する人もいて(当たり前)、集めた石を選別して宅急便に持ち込んで重さを計ったら8キロです、とのことで、
「こんなに必要なんだろか」「逆に迷惑??」「いやー、余ったら花壇の淵に並べておいてもらえれば」などヒソヒソ車の中で言い合う中、彼は元気に「明日着くって!!」と笑顔を振りまいていました。

そして「次は海でシーグラスを探したいんだけど」と言い、車中は「シーグラスとは何ですか」状態になり、疲れた女子軍は「うそお、ランチはいつになるの」と不満の声(当たり前)をあげましたが、「帰りの電車が4時すぎなんだよね」との状況にしぶしぶ(笑)、今度は海に行きました。

シーグラスとは、川や海に捨てられたガラス瓶の欠片が、水や石に揉まれて角が取れて丸くなったもので、彼の奥さんは、アクセサリー作りや瓶にいれて鑑賞用にしたい、と言っているのだそうです。
でも、今回は、海に行ったのはいいけれど、浜は満潮手前で、すぐ潮が満ちてきて、さがす時間もなく、知識もないので、ほんのちょっと小さいものが見つかっただけでした。

そして午後2時を過ぎてやっとランチを食べに行き、4時過ぎに駅のホームで彼を見送り、帰路に着きました。


22日の同級会は、イタリアンレストランで1次会、ショットバーで2次会でした。話題は、先週の石拾いやシーグラスの事でした。先週は5名、今回は10名が集まりました。
先週、埼玉へ帰った彼は、ラインで参加し、写真を送るたびに、コメントを返してくれていました。
イタリアンレストランでは、周りのテーブルに座っている人たちがほとんど若い人たちで、その子達を見ながら、
「気持ちは同じくらい(笑)のつもりだけど、実際は親と子の年齢差があるんだよな」と言う人がいて、みんなで時の流れの速さを思い、現実の年齢を改めて思ったりもしましたが、同時においちゃん、おばちゃんになっても、集まって楽しく騒いでもいいんだよ、と思いました(笑)