ヤマト、発進

昨日は、お預かりの時間の外遊びに、担当の子も参加させた。いつもは、自由気ままに園内をフラフラしているのだけれど、ちょっと強引に手を引いて靴を履かせて連れ出した。
外へ行ったら行ったで、砂場では他の子が作ったお山を破壊し、両手に握った砂を口にするので、いっときも目を離せないのだけど、自分にとって、2人だけの空間にいるより、気分が開放される気がした。まず、自分の精神状態を考えないと、とつくづく思う。そろそろ、主導権はこちらが握っていくように、路線変更である。

その子は、砂場、滑り台で遊んで、次に年中さんたちが乗っている大きめの三輪車に目を止め、乗りたそうに走って行ったところで、年中さん担当の先生が三輪車を自分で漕いでくれて、後ろのステップ?にその子を立たせて、園庭をぐるぐる回ってくれ、その間、私は滑り台をすべる年少さんの男の子たちと遊ぶことができた。

滑り台を何度も繰り返して滑っている男の子が3人いて、その1人が、「せんせい、”やまと、行きます!!”って言って」というので、”ん??やまと??”と一瞬考え、「やまと」といえば、宇宙戦艦ヤマト、と思って、「ヤマト、発進!!チャーンチャッチャチャーンチャッチャチャッチャチャーン♪(笑)」と、ヤマトの歌の前奏を歌ってやり、右手で敬礼をしてやると、うれしそうにシャーっと勢いよく滑り降り、イエーイ!とハイタッチ、というのを繰り返し、次には、それぞれの名前を言って、発進!チャーンチャッチャ♪と繰り返し遊んで大変楽しんだのだが、外遊びが終わって部屋に帰るときに、「動物戦隊ジュウオウジャー」がどうしたこうした、と話をしてくるので、なにげなく聞き流していると(それは見たことないので)、なんと、やまと、というのは、ジュウオウジャーに出てくる、メインのキャラクターの名前だったらしいことが判明。
とんだヤマト違いではあったが、お互い(笑)楽しく遊べたので、まったく問題なかったのであった。