セロリ

小一の「もじのけいこ」の「カタカナ」の単元の練習で、
「セロリのサラダ」という文を練習する宿題があった。

私らの小さい時には、「セロリ」というもの自体が無かったような気がする。セロリを初めて食べたのは、大学生の時だった。

時代やなあ、と感心しながら、一生懸命「セロリのサラダ」とカタカナを書いている女の子に、「セロリって好き?」と聞いてみた。
そしたら「えええ、なんか同じようなものがいっぱいあって、セロリってどれかわからん」という答えが返ってきた。
「同じようなもの、ってなに?」と聞くと、「キャベツとか、レタスとか」と言う。緑色の野菜の仲間、ってことか??

うーん、この子も「セロリ」がどんなものかわからないまま、「セロリのサラダ」と何度も書いているんだなあ、と思って、なんだかおかしかった。
まあ、セロリがどんな野菜か知っていたとしても、セロリが好きな小学生って、あまりいない気がするけど。