言い方は難しい

昨日は、コーラスの練習だった。
指導の、29歳イケメン一児のパパ先生が、「先日、祖父が亡くなって、お葬式に実家に帰っていました。97歳で、散歩に行って帰ってきて、突然様子が急変して亡くなりました。」と報告された。
97歳まで生きたので、大往生なんですけどね、と言われたので、「そうよね、すごいね」と私たちはその時言ったのだけど・・。

練習のあと、数人でランチをしているとき、誰かが
「97まで生きられたら、思い残すことはないよね」と言ったら、「いやー。決めつけたらいかんよ」ともうひとりが言い、
「100歳まで生きる、という目標があったかもしれんよ」と言うので、「なるほど〜。」「それは、残念な気持ちだったかもしれん」と、みんなが感慨深くうなずいたのであった。

すると、他の一人が、
「この間ね、親戚のおばさん(ご年配の方)に、”お元気で100歳まで生きてくださいね。”と何気なく言ったら、”100歳までしか生きたらだめなんか”と怒られたんよ」と言ったので、一同、「あらら〜〜、言い方が難しいねえ・・・・」と再び自分らの考えの浅さを反省したのであった。