文化展

今年もまた、実家のある町で、秋の文化展が開かれ、おととい、母の作品の搬入に駆り出され、行ってきた。
去年は、水引細工で豪華な菊の花を作っていたが、今年はペーパーフラワーで、藤、柿の木、南天の小作品3点だった。
展示の用意をしていると、顔見知りの人たちが集まってきて、口々に褒めてくれ、母も照れながらもうれしそうだった。

父も、郷土の歴史がわかる古文書の解説をしたものを展示していた。

昨日は、先月末にお父さんが亡くなられて埼玉から帰ってきていた同級生が帰るというので、集まれる人だけで一緒にランチを食べて、駅までお見送りをした。

寂しくなった、という同級生の言葉が、身にしみた。自分の両親が亡くなったら、と思うだけで、胸が苦しくなる。いつまでも、元気でいてほしい、とひたすら願うだけである。