まったく

小学生の宿題が終わり、おやつを食べさせて、園庭を見たら、幼稚園の子たちが遊んでいた。男子は、「外へ行く〜〜」と騒ぐ。
天気予報では雨だったけど、全然降っていないので、「いいよ」と言って送り出し、私も外へ出ようとしたら、すぐに小雨がパラパラ降り出した。
幼稚園の子たちは、先生の指示に従って、素直に建物に入る。
なのに、小学生は、「降ってないもん」「全然降ってないから」と言って、私の指示にはまったく従わず、いつまでもサッカーをして建物に入らない。
女子は教室で折り紙をしている。外へ出ているのは、男子5人である。

何度言っても遊びをやめないので、ついに一人一人の名前を大声で呼んで、「早く、入り!!!!」と叫ぶ。
教室に入ってきた奴らをまとめて、お説教をする。
「雨が降ってきたら、建物に入る。そう決まっているのを知ってるよね?せんせいが、入りなさいと言ったら、入る。今度から、ちゃんと言う事が聞けますか?」「はーい・・」
何度、こういうやり取りをしたことか。あああ。子供らは、ケロッとして、室内遊びを始めた。


「疲れを知らない子供のように〜」と昔、小椋佳さんの歌にあった。
それがただの歌詞ではなく、事実だということを思い知る毎日。