カード

次の日曜は、母の日なので、もう一人の先生と、飛び出すお花のカードを作っている。カード自体は私らが作って、子供らにメッセージを書かせ、母の日にメッセージカードとして渡すのである。

土日は学童保育はないので、明日(金)までにカードを人数分完成させて、子供らにメッセージを書かせて持って帰らせ、日曜日にお母さんに渡す、という筋書きなのだけど、明日、学童保育に来ない子のために、今日、何枚か早めに作って、メッセージを書かせ、
「これは母の日に、お母さんに渡すのよ、わかった?今日帰って渡したらダメよ。日曜まで、隠しておいてね。」と言い含めた。子供も、「わかった」と頭をコクリと振った。
そして、その子のお母さんがお迎えに来て、「忘れ物はないね」と送り出して、5分くらいして、ふとカバンを置いてあった棚を見たら、なんとカードが残っていた。カバンの下に隠していたのであった。笑えた。

同じクラスの子に、明日学校で渡してあげて、とカードを託したが、どうなることやら。うまく学校で渡せることが出来たらいいけど、1年生には荷が重いかもしれない。すべてがこんな感じで、脱力して笑うしかない出来事の連続である。