ぱお〜ん

朝11時過ぎ、車を運転中に、カーラジオをつけたら、NHKAMの「夏休みこども科学教室」をやっていた。

4歳で、東京に住んでいるというねねちゃんが質問をしていた。
「ゾウさんは、どんな時にパオ〜ンと鳴くんですか?」

女性アナウンサーに指名された先生(何人かいるらしい)は、「ゾウさんは、攻撃をするときや、ビックリしたときに鳴くんですよ。」と言った。
そしたら、ねねちゃんは、「パオ〜ンって、どんな声なんですか?」となおも質問をした。

先生は、ラッパを知っていますか、ラッパの音を大きく出したような声ですよ、と言って、自分でも、パオ〜ンと鳴きまねをしてみせた。

そして、色々やりとりがあった後、わかりましたか?とアナウンサーが聞くと、ねねちゃんは、
「わかったけど、どんな声ですか?」と無邪気に聞き、びっくりしたアナウンサーの人が、「さっき先生が真似してくれたような鳴き声ですよ」と言ったが、4歳のねねちゃんは、だんだん興奮状態になり、
「どんな声ですか、パオ〜ンパオ〜ン」と自らパオ〜ンと鳴きはじめ、収拾がつかなくなっていた。笑い過ぎて、お腹が痛かった。

そして、アナウンサーは、なんとか場をまとめるために「ねねちゃん、ゾウさんはね、ビックリしたときに、ラッパみたいな声で『ア〜!!』て鳴くんですよー」と言った。ア〜って、なんでア〜なんよ〜〜、ともう私は運転しながら笑い過ぎて息絶え絶えになってしまった。

最後には、ねねちゃんは、「4歳です。東京です」とわけがわからなくなったように叫び続け、アナウンサーは、何もなかったように、「じゃあまたね、さようなら」と質問を終わらせていた。さすがはプロである。


4歳児ってすごいなー、と余韻を引きづりながら、モールに着き、電子マネーをチャージしたとき、なんとチャージ機から「パオ〜ン!」と声がしたので、ビックリしてもう笑い崩れそうだった。いつもはワオン!と聞こえるんですけど〜。無敵やわ〜。ああ、おもしろかった〜。