基準

引き続き、部屋の片づけ。
文庫本を、百均で買った文庫本ケース、というのに入れて、本箱に入れた。
だが、次の瞬間考え直した。

今、しまいこんだ文庫本は、また読み直すだろうか?
中身を見て、
「そうそう、これは、こんなことが書いてあったのだよね。参考になるから残しておこう」と思って取っておくことにしたけど、また次に読み直すのは、いつになるのだろうか、いや、きっと、読み直しはしないだろう。

そう思った瞬間に、「よし、売ろう(捨てよう)」と頭が切り替わった。

どれだけ本や雑誌があるのか、自分でも笑える。
やれやれ。でも、今やらなかったら、いつまでたっても物があふれた部屋のままである。
いつやるの、今でしょう、という言葉は、私にとって、ピンポイントに心に響いてくる名言である。