キーレスエントリー

エアコンから、酸っぱい風が出るので(くさい)、修理に出した。
代車に、新型の車を貸してもらった。キーなしでドアがあけられるし、エンジンもかかる。キーレスエントリー、プッシュエンジンである。

引き渡しのとき、担当のお兄さんが、
「ガーネット様。今の車の主流はこれです。」と言って、私は「ほおぉお」と感心した。そうとは知らんかった(笑)


カバンにキーを入れたままで、ドアを開け、ボタンを押してエンジンをかけ、運転して家まで戻り、またボタンを押してエンジンを切った。そして、ドアをバタンと閉めたら、ノブの端っこをさわり、「ぴ」とドアロックである。
いやはや、なんとも変な感じである(笑)


そして翌日、さあ、車に乗って仕事に行こう、と思って朝8時に家を出た。
「ぴぴ」とドアノブをさわってドアロックを解除し、座席に乗り込み、いざボタンを押してエンジンを始動、と思ったが、なぜかエンジンがかかりましぇ〜〜〜ん(泣)

ボタンをチョイ押ししてみたり、長く押したり、それでもエンジンはかかりません。
おい、おい、と焦る。仕事に遅刻してしまうではないですか。

仕方なく、車をあきらめ、当分乗っていない自転車を引っぱりだし、「もう、もう、これだからキーレスエントリーはー(怒)」と必死でチャリを漕ぐ漕ぐ。


職場になんとか遅刻せずついて、汗をふきふきPCで、メーカーのHPを開いて見てみたら、、「お客様のよくある質問」のコーナーに、ちゃんと、「キーレスエントリーのエンジンがかかりません」という苦情(質問)が載っているではありませんか。やっぱり〜〜、かからないことがあるんや〜〜(゜o゜)

アンサーは「まず、ブレーキをしっかり踏み込んでください」でした。それから、ボタンを押す、と。
一瞬、唖然。そんなことで・・。
今の車でも、ブレーキを踏んでからでないと、エンジンはかかりません。だから、ブレーキは踏んだはずだけどなあ・・。などと思い出したりしてみても、ようわからんようになってきて、まあとにかく、お昼休みに家に帰って、即乗ってやってみました。
「うぉりゃー」との掛け声とともに、ブレーキを踏みこみ、ボタンをプッシュ。
ええ、かかりましたとも。スマンね、新車で今の主流の車のことを、疑ったりしてね。ええ、私が悪かったわよ、ちょっと新しいことがあると、舞い上がってね、こらえてね(許してね)、と誰にともなくつぶやきながら、午後からは、車で仕事場に向かった私でした。


しかし、主流、とはいえ、私の周りに誰もキーレスエントリー車に乗っている人がいないのが笑える。