夏の終わりと石焼き芋

図書室に来ても、本を返すだけで、新しく借りない子が増えた。
夏休みももう終わりだなあ、と思う瞬間。
毎日来てくれて、顔なじみになった子たちも、しばらくは足が遠のく。
「な〜つのお〜わ〜り〜」と大声で歌いたくなって、ふと思う。


「な〜つのお〜わ〜り〜」の歌のサビと、焼き芋屋さんの「い〜しや〜きいも〜」っていう呼び声は、モノの名前を連呼する、というところが同じですね。


夏の終わり→秋→石焼き芋、と無意識に連想したのかもしれんけど、「な〜つのお〜わ〜り〜」と歌ってみるたびに、「い〜しや〜きいも〜」というエコーが聞こえる。