コンサート

きょうは、知人の旦那さんが声楽のコンサートに出演するとのことで、聴きに行ってきた。

中学の時の音楽の先生を中心にして、ずっと勉強会を続けてきたそうだ。知人の旦那さんは59歳とのこと。40年あまっての勉強会だ。
会場には100人以上の人がきていた。

先生は、70代後半の、かわいらしい感じのおばあちゃん(失礼)である。青いドレスを着て、あまり声量はないけど、正確な音程できれいに歌う。語りもはいって、言葉の丁寧さ、上品さに、「この人だから、会がこんなに続いてきたんだろうな」と思った。人柄がしのばれる。

お弟子さんの男の人(オペラで活躍している人)と、女の人(大学で声楽をやってきたんだろうな、と思われる人)と、先生がメインで歌い、知人の旦那さんは2部の最初に2曲ソロで歌った。

旦那さんが所属しているコーラスの団の定演で、彼はよくソロをするのだが、頭が真っ白になる、とかで、時々歌詞がとんだりする。でも、今日はさすがに間違わず歌いきった。よかった。

地道に音楽の活動をしている人を見ると、尊敬してしまう。自分の生涯にやることを早くからみつけ、そのことに力をそそいで頑張っておられる。その結果、70後半でも、立派にステージに立てるのだ。

久しぶりに、音楽のある場に身をおいて、聴きにきていたコーラスの仲間と話をし、はやく自分もまた音楽に復帰したい、と思った。コーラスは平日の午前中に練習があるので、仕事をしていると行けないのですよ。
ということは、コーラスに行く=仕事ができない、という事。
うーん、なんとかならないものか。いまさら、他の団には入れないもんな。ジレンマです。