「おく」だの、「やく」だの。

まったく、61歳の感覚はよくわからん。

パソコンを「置く」とか、書類を「焼く」とか、平気で言う。
初めて聞いた時は、「そろばんかあ!?」「写真の焼き増しかあ!?」と心の中で叫んでいた。
パソコンを置く=パソコンを操作する。書類を焼く=コピーをする。
なんとなく、意味は分からんでもなかったので、そのままやり過ごしてきたが、今日ついに、その均衡がやぶられた。

「この書類、焼いといてくれ」と館長が言った時、20歳の主事が、「え??えーと、コピーをするのでいいんですか??」と率直に尋ねた。館長は、「おお、おお、そうじゃ、そうしてくれ」とびっくりしたように言った。まさか、自分の言葉が通じないとは思わなかったらしい。

今までも、館長がお客さんに、「これ、焼いときましょか?」と言って、お客さんが可笑しそうな顔をすることもあったのだが、だれもあえてその事を口には出さなかった。

20歳の主事には、悪気無くどんどんそういうオモシロイ言葉を指摘してもらって、職場環境をリフレッシュしていってもらいたい。いやあ、楽しみ〜〜。(私にも悪意はないのですよ 笑)