キレてしまった

今日の仕事終わりにとうとう館長にキレてしまった。メッチャ腹の立つことがあって、気持ちがへとへとになってしまった。

私が、「館長、ちょっと言いたいことがあるのですが」といったら、私の言動が昼過ぎからヘンだった事はわかっていたみたいで、上目遣いで「なんでしょう」と答えた。

私は、言いたいことを溜めておいたら自分のためにイカン、と思って精一杯言葉を探して言ったが、館長は、その真意が全くわからないようで、枝葉のことばかりを捉えて反論してきた。

話が通じないのは解っていた事である。「バカの壁」という本があったけど、人間、話してもわからない人がいるのである。それは、お互いの思考回路が違うので、仕方ないことで、そうなると相手が何で怒っているのかが全くわからないのである。

それは、わかっていたのだが、兎に角、言っておきたかったので、言いたいことを言った。西日が窓に当たっていて、その前に立っていたので、途中から顔が汗だくになってきた。
館長は、自分のしたことの正当性を主張し、最後までそのせいで私が嫌な思いをしたことに対して、理解もなにも示さなかった。

そして、「あんたも疲れとるんじゃわ。はよ、帰り。」と言われた。

上に立つ人間は、度量も大きいのかと思っていたが、幻想だということがわかった。月曜から、どうしてやろう、と考えている。いやー、怖いことになってしまった。人間、積もりつもるとこうなるんだ、と初めておのれの身をもって知ってしまいました。