なんでこんなことに??

今、図書室の本の整理、廃棄をしている。
1ヶ月に20冊くらい本を自分で選んで注文し、来た本を並べる。本箱はすでにいっぱいなので、古い本を廃棄する。廃棄するったって、図書館の備品なので、原簿に照らし合わせてその本の題名の載っているページに線を引いて、何部も伝票を作り、しかるべきところに提出し、初めて捨てることができる。それまでの作業がめっちゃ大変なのである。

廃棄する本は、自分で選んで、古そうな本から捨てていって、と前任者から言われており、何代も前からのお手製のマニュアルノートにも、そう書かれている。
でも、自分で廃棄する本を選ぶ、なんて、すごく不合理だと思っていた。だって、自分が残しておきたい本は、いつまでたっても廃棄できないし、その基準はどうしたらいいんだろう、と悩んでいた。

それが、他の館の事務員さんとメールのやりとりをしていて、驚愕の事実がわかった。15年前のものは廃棄する、というルールがちゃんと存在したのである。他の館では。それは、もちろん市の全部の公民館の図書室で守られるべきものである。それが、なぜか、うちの館だけは、それを無視して本の廃棄をやってきたらしいのである。

今年はH23年なので、H8年の購入の図書を廃棄するわけである。ということは、H7年までの本は、すべて廃棄されていないといけないわけである。
しかし、台帳を見たら、うちの館では、購入年度にかかわらず、バラバラに本が廃棄されており、H7年度以前の本が山と残っている様子である。

一体どうしてこんなことになっているのか。そして、この事に気づいた私が、もしかして、H8年までに購入された本を全部廃棄しないといけないのだろうか。(昭和に購入された本もいっぱい残ってるんですが・・)

なんで、うちの館はこういう事態になってるのかを聞きたいのだが、誰に聞いたらいいのか。
この事を、前出のほかの館の事務員さんにメールしたら、「主事がいない、というだけで大変なのに、よくそんな逆境でがんばってるね。すごい」と返事がきた。それは、まったく励ましとかにはなりませんよ。
逆境。私が今いるのは、逆境、らしい。そうだったのか。配属された所が妙なことになり、とにかく、日々の仕事をがんばらないと、と必死にやっているのだが、他の館からみたら、「よくやれるね。」「あそこに行かなくてよかった。」と恐怖の念を持って見られているらしい。
なんなんだ。この私の境遇。

明日仕事にいったら、館長に、「図書の廃棄はルールがあるらしいです。」と訴えよう。「今まで、うちの館だけ、それを知らなかったようです。」と。一体だれの時からこんなことになったのか。それを全部正常に戻す役目が私なの??今夜の気分は最悪ですわ〜〜〜。飲みに行きたい。