表の挿入

きのう、公民館長(61)が頑張ってPCを使って文書をつくっていた。
本来は主事の仕事だが、主事がいないので館長がやっているのである。

昼を先に済ませた館長が、まだお弁当を食べている私に向かって、
「ワードで文を打って、その下にエクセルで作った表を貼り付けたんだけど、その表をもうちょっと増やしたいんだけど、そのエクセルのシートがどこかに行ってしまった。消えたエクセルを探したいけど、どうすればいい?」と言った。

突然言われたので、なんのことか分からず、おかずを頬張りながら、「ううう、エクセルがどこかに行ってしまったのですか?どこへいったのでしょうね。」と言ってみた。
そしたら、館長が、「貼り付けとかやったことないの?」とエラク高圧的に言うので、ちょっとムカつきながら、「はあ・・。ちょっと待ってくださいね。」とだけ返事をし、急いでお弁当を食べ終え、歯を磨きに洗面所へ行った。

歯を磨きながら考えたのだが、館長はワードで作った文書に表を作ろうとして、エクセルで作った表を貼り付けたのだよね。いったい何の文を作っているのかをまず確かめよう、と部屋にもどり、館長のPC画面をみたら、「○○○開催のお知らせ」の文があり、その下に、住所、名前、電話番号を書く申込書の表を作りたかったようだ。

なんだあ、と思い、「館長、ワードで、表が出来ますよ。」と、おなじみの「表の挿入」で、画面に表を作り、「これでいいですか?」と言うと、館長は、「どんなにしたん??」と、とてもうれしそうだった。あああ。

そして、切取り線も作りたい、というので、罫線を点々で引いてあげたら、「切り取り」という文字も入れたい、というので、「入れなくてもわかりますよ。」と言ってみたら、「まあ、ええか」とあっさり諦めて、印刷を始めたのであった。いやいや。すいません。すぐできるのに〜。

案内文の作成とか、簡単なものは、やってあげたいのだが、事務の仕事と窓口のお客さんの対応で手一杯なので、あまりそっちの事は関知しないのである。
せめて、聞かれたことはすぐに答えてあげるようにしなくては、と密かに反省したのであるが、館長も、PC触るときは、他の館から主事さんが応援に来てくれている時間にしてほしい、とも思ってしまう私なのであった。
ああ、館長も大変やなあ。事務員も大変だけど〜〜。