漢方外来 診察③

お腹の触診が終わり、また椅子に座って先生と向かい合う。先生曰く、「えー、子宮がん健診はしたことあるの?」「3年前くらいに子宮頸がんの検査はしました。」(ドキッ!!)「40代になったら、奥のガンのほうが多くなるから、40過ぎたら年に1回、検査しないといかんよ。」「はあ(ドキドキ!!)」「今日は健診もしましょう」「・・・・は、はい」(ひい〜〜〜、実はいやなんやけど〜〜〜)

逆らえず、婦人科の検査室に・・。ここの病院は、もとは産婦人科。先生は産婦人科医である。しかし、そんな、心の準備もせず、ただ漢方薬をもらいに来たのに・・。ワオ、である。そして〜〜〜。子宮の奥と入口の粘膜を掻きとられ、非情に微妙な心持でまた診察室で先生と向かい合う。

「検査の結果は1週間後にわかります。では、生活の注意事項を言うから、メモしなさい。」とメモ用紙とボールペンを渡される。色々と細かに食生活、運動、睡眠時間の注意を言われる。甘いもの、冷やすものはダメで、運動は毎日30分、睡眠は7時間以上、目の疲れには、読書は一日30分、集中しては読まない、PC、メールはしない等、これはマイッタ、という指導をされる。いやいや、こりゃーどうしましょう。

そして、待望の薬の説明である。「あなたのオリジナルの処方のものを出します。1週間飲んでみて、どういう感じかを今度来た時に教えてね。」
「はい、ありがとうございました〜。」終わったぜ。はあ〜〜〜。

受付で呼ばれて、薬を貰い、説明を受ける。「これを500ccの水に入れて、10分置いておいてください。その後、中火で、沸騰してきたら、弱火にして、30分煮出してください。それを、朝と夜に分けて飲んでください。」1日分の袋の中には、植物の種らしきもの、茎、葉の乾かしたもの等、いかにも漢方!!という材料が詰まっている。愛想の無いポプリみたいにも見えるが、匂いは微妙である。さあ、帰って煮出してみよう。(続)