漢方外来 診察②

「お米のご飯は、2回?いつ?」「昼と夜です。朝は食パンです。」「そお、バター、マーガリン?」「はあ、バターですが。」と言った後で、違う、バター塗るのは子供のパンで、私はハチミツだった!!と気づき、訂正しようと思ったが、先生はもう次の質問に入っている。
「肉、魚は食べるの?」「はい」「どんな料理?」「・・・焼いたり煮たり・・(笑)後、お刺身も好きですが」(こんなん、どう答えればよいのだ)「刺身?生はダメよ。身体を冷やすから。食べないでね。」(ええ!?)「それから、バターはいいけど、マーガリンはだめよ。トランス脂肪酸がはいっているからね。」(いやー、セーフでよかった)

「お酒は飲むの?何飲むの?」「赤ワイン・・」「どのくらい飲むの?」「グラス1杯くらいです」「週何回?」「はあ、(きちんと答えないと怒られる・・)週に1回です」「まあ、そのくらいならいいでしょう。コーヒーは?」「飲みます」「どのくらい?」「一日1杯です」「1杯ならいいです。」こんな調子でえんえんと食生活の事を質問される。

お酒だって、今はワイン飲むくらいだけど、昔はビール命だった。いやー、水よ、そんなの。といいながら、プシュッて何本でも??缶ビール飲んでましたよ。コーヒーも、一日3杯くらいは普通に飲んでましたよ。ある時期から、紅茶に変えたけどね。しかし、そんなこと言ったら、キツイ指導がきそう。今は違うんだから、いいよね〜、などなど、頭の中がパニックである。というか、質問事項以外、口はさむ余地がない。困ったぞ。

まあ、こんな調子で問診表の答えについて、すべて質問され、次に、ハイ、舌だして、と言われて、ベーって舌の表面を見せ、ハイ、裏見せて、と言われて舌を丸くして裏見せ。

改めて脈をとられ、今度はベッドにおなか出して寝て、先生にググっと上から押される。「ここは痛い?」といろいろな箇所を押されるが、特に痛いところはない。ただ、腸のあたりを押されるたびに、グーとおなかが鳴るのが恥ずかしかったぞー。(続)