真向法の効果

今年の春くらいから、不眠に悩まされていた。
2月に左足の剥離骨折をしてから、左足が治って歩けるようになっても、寝入りばなに勝手に足がビクッと動き眠れず、「むずむず脚症候群」と診断を受けて、お薬をもらって飲んで寝たりしていた。

寝られない事は一番つらく、これからどうなるのだ、と不安を覚えていたのだが、ある体操を始めてから、体が楽になり、ぐっすり寝られるようになった。

「真向法」という体操だ。
ポーズは4つ。
まず、座って足の裏を合わせ、体を前に倒していく。
次に、両足をそろえてひざをまっすぐに伸ばし、ゆっくり上体を倒していく。足首は伸ばさず、鋭角に立てる。
次に、脚を開脚し、体を前に倒していく。
最後に、正座より少し脚を広げた”割り座”で座り、上半身を後方に倒し、倒れたまま両手をまっすぐに伸ばす。

腰回りから、足の筋肉の硬化・萎縮をふせぎ、長く続けることで姿勢がよくなり、全身の血行が改善する、とのことだ。
私は、体の筋が伸びて、肩も楽になった。

何がどこに効いて眠れるようになったかはハッキリは解らないが、脚が勝手に動かなくなったし、眠りも深くなったことは確かだ。
日本で80年近く前に考案された柔軟体操を主体にした健康法、という事だ。考案した人、ありがとうございます。これからも続けていきますね。