突風

朝、9時45分ころだった。
家を出ようとしたとき、さっきまでよく晴れていた空が突如真っ暗になり、ビュービュー風が吹いてきて、その横殴りの風にのって雨がドッと襲い掛かってきた。

なんでやねん、と恐怖に顔をひきつらせつつ、一旦家の中に脱げ帰り、傘を持ち、また外へ。今日は、絶対10時には目的地に着かなくてはいけないのだ。

3m先の車へ乗り込めば、なんとかなる、とちょっと風が弱まったころあいをみて、傘を盾のようにさして車をめざして3歩くらい歩いたところで、傘がおちょこ状態に。
それでも、なんとか車にたどり着き、傘をむりやり畳んで車内へ。
あああ、お気に入りの傘が・・・・(泣)

車を発進させ、目的の場所に着いたときには、雨風は止み、空はまた太陽が顔を見せていた。


先に来ていた友人が、「あんた、嵐を呼んだね。」と。そんなわけないやろー。
傘が壊れてしまったことに大きなショックを受け、もともと体調がすぐれなかったのもあり、今日は週に一度の楽しみのランチもやめて、家に帰ってきたのであった。

頭いたい。昼寝しよう。傘、傘、傘、グスン。