適当でんな。

きょうは朝から松山に行き、昼過ぎに帰ってきてTVをつけると、DON!をやっていた。
賞味期限と消費期限の表示が近々変わる、というニュースを解説していた。

「賞味期限」は物がおいしく食べられる期限で、日にちが少しくらい過ぎていても食べても大丈夫なものだ。
「消費期限」は生ものなどにつけられる期限で、その日が過ぎたら品質が悪くなっていて、食べてはいけない、というものである。
女性アナウンサーが、「消費期限は、生ものや、卵などにつけられていて・・」と言っていた。
おいおい、卵は”賞味期限”の商品ですよ。
賞味期限を過ぎたら、生卵では食べずに、火を通した料理に使うべし、くらいのものです。(まあ、はやめに食べるにこしたことはないが。)
うちの冷蔵庫の卵にも、一個一個に賞味期限の日付が書かれた小さなシールが貼られておる。
アナウンサーの思い込みなんだろうな。しかし、TVで流す情報なんだから、正しい事を伝えて欲しい。


昨日は、「あさイチ」で、京都大原の古民家でハーブを栽培して暮らしているベニシアさんという英国人の女性の特集をしていた。
スタジオで、ベニシアさん特製のハーブティーを飲んだ里佳子が、
「おいしい〜」と言った後、
「日本って、まだ、西洋医学が浸透してないでしょ。だから、こういう、ハーブの効果っていうものを学ぶべきよね。」と言った。
イノッチも有働アナも、だれもその発言に異論は唱えなかった。
日本って、まだ、西洋医学が浸透していないの??
適当だなあ。発言。ハーブティーがおいしいのはわかるけど・・。


以前、薬局に行って、いつも買っている薬が見当たらなかったので、薬剤師に聞いたら、
「ああ、無いですね。あまり売れない商品なので、廃番になったのだと思いますよ。」と”珍しい物を買う物好きな客”、というような目でみられたが、2週間後には、パッケージを変えて店頭に並んでいた。
新旧商品の入れ替えで一時入荷がストップしていただけだった。


近所のスーパーに行って、いつも買う小さいサイズのキムチがなかったので、店員に聞いたら、
「上司に聞いてみますが、あんまり売れないのでもう置かないのではないかと思います。」と言われた。
「ああ、そうですか。」と言ったけど、他のスーパーでは定番に置いてあるんだよ。
他の店で買うからいいんですけど。

その後、そのスーパーの漬物売り場には、PB(プライベートブランド)のでかい容器のキムチばかりが置かれ、売れないのか、ほとんどが3割引きのシールが貼られていた。
PBに置き換えるために、他メーカーのものを排除したらしい。

ほんとに説明が適当やなあ。
しかし、「売れない商品だからもう入らない。」とどこの店員も口をそろえて言うのはなぜだろう。
それを求めにきた客に対して、失礼だとは思わないのだろうか。
少なくとも、私はそう言われるのは嫌だ。
ほんとにそうなら、まだ仕方ないとは思うけど、理由は他にあるでしょうよ。それも確かめず、「売れない商品だから。」とは、ほんま、適当ですなあ。