全日本大学女子駅伝

今日はお昼から、全日本大学女子駅伝の中継があった。優勝は2年連続、京都の佛教大学だった。


中四国ブロックからは、愛媛の松山大学が出た。
創部3年目。監督は、土佐礼子さん(松山大学出身)のご主人だ。


結果は、堂々の4位。来年のシード(6位まで)を勝ち取った。
中四国からは初めてのシード獲得である。

”愛媛の松山でも、全国レベルの陸上が出来る、という事を証明する”との決意で臨んだ創部3年目で3度目の試合での快挙。

選手は地元松山の済美高校出身の選手が多かった。
地元の高校から地元の大学に進学し、新しい部の創立メンバーとして今回の結果を勝ち取った。すごい。(涙)


松山大学は4位だったが、6位争い(シード権争い)が凄かった。
関東の城西国際大(4年 西田選手)と、九州の鹿屋体育大(1年藤田選手)のデッドヒート。


結果的には、ゴール寸前で鹿屋体育大の藤田選手が前に出て、6位獲得。
城西国際の西田選手は4秒遅れてゴールした。
メンバーが西田選手を全員で迎え、倒れこんだ西田選手の口元が、「ゴメン」と動いて泣いていた。
メンバー達は、「よくがんばった、お疲れ様」といたわっていた。


この2人のデッドヒートが映し出されるたびに、西田選手の出身校が表示される。愛媛・済美高校。

西田選手は4年。城西国際大学のキャプテンだ。
自分らでトラックの線を引いて練習する環境で、そんな練習環境でもシードを取れる走りをする、との決意を胸にがんばってきたそうだ。


もう1年、松山大学の駅伝部の創部が早かったら、もしかしたら、西田選手も松山大学に進学していたかもしれない、と想像したりした。

済美高校には、他県からも多く進学してくるので、一概に西田選手が地元の子とはかぎらないが、「松山大学駅伝部 創部3年目」と、「愛媛・済美高校出身4年生」との符号に、勝手にいろいろ想像して、人生のタイミングについて、考えてしまいました。

ほかにも、繰上げスタートなど色々あって、おばちゃん、なみだボロボロ。はなかみすぎて、鼻の下ヒリヒリです。

どの大学の選手の皆さんも、お疲れ様でした。
地元愛媛の、松山大学のこれからの活躍、期待しています。