「むずむず脚症候群」

夜、布団の中に入り、眠りに落ちていく瞬間、ビクッと無意識に左足が動き、目が覚めた。
それが何度も続き、寝られない。
トイレに行き、その後、掛け布団を丸めて抱きかかえ、なんとか眠りについた。

朝起きると、その良く寝られなかったストレスからか、胃が重く、歯もかなりくいしばったらしく、耳の下の関節が痛い。

この、”脚ビクッ”はなんなんだ、とネットで調べてみると、「むずむず脚症候群」というのを見つけた。
去年、切り抜いた新聞の健康の記事にも、それがあった。

脳内の神経伝達物質ドーパミンの機能低下などで起るとされる。
ドーパミンを補う薬などで改善する、とある。

医療機関でも、まだあまり知られてない症状で、気のせい、で片付けられることが多く、患者も何科を受診してよいかわからず、最初から神経内科や精神神経科を受診した人は少ない、らしい。

実は、この症状が2晩続き、かなり参ってしまった。
寝られんし、胃痛いし・・。眠いけど寝るのが怖い。

ともかく、これはいかん、病院に行って、お薬をもらわなければ、と思い、タウンページに載っていた神経内科に予約の電話をいれた。
が、「今日の予約は一杯です。」
「来週なら空いている時間もあります。」と言われた。
”今夜、寝たいんです。来週って・・・。”と思い、
「もう、いいです。」と暗い声で電話の受付の女の人に言ったら、
「また、お電話いただけますか?」と言われた。

また、お電話をしたところで、「今日の予約はいっぱいです。」と言われるだけでしょうが、とかなり絶望&腹立ちで、「はあ・・。」と言って電話を置いた。悲しい。神経内科、大繁盛なんだなあ。

ネットで、漢方薬芍薬甘草湯)←痙攣に効くらしい、や、鉄剤摂取などの対処法が載っていた。
冷湿布を貼ったり、寝る前にストレッチ、マッサージをするのも良いらしい。
カフェイン、アルコールは控える、だって。
飲んでないよ、そんなには。

中には、銅線を脚に巻きつけて寝る人もいるらしい。すごいな。理系の人の理論らしく、私には理屈を読んでもよくわからなかった。(笑)
こんなに、むずむず脚で悩んでいる人が多いとは。
NHK の健康番組で特集されたこともあるらしい。なのに、医療機関ではあまりまだ知られていない、とはなぜなんだろう。

症状はいろいろで、脚の表面がザワザワっと虫が這っている感覚になる人、むずむずする人、痒くなる人など。夜、就寝時に症状が出ることが特徴だ。無意識に脚を動かしたくなり、それによって、寝られない。

とにかく、寝られんのはめっちゃつらいので、今夜は漢方薬を寝る前に飲み、脚に湿布をはり、ストレッチをして寝ることにする。
あ、夕食のときに、ヘム鉄のサプリも飲みます。
訳解らんなあ。どうか今夜は寝られますように。