雪混じりの雨の東京で〜娘の仲間・母の昔の仲間

土、日を利用して、大学生の娘のところに行ってきた。
娘は4年間、クラシックピアノの同好会にはいっていて、土曜に4年生の追い出しコンサートがあり、最後の演奏を聴きに行ってきたのだ。

ピアノのサークルだと、女の子が多いと思いきや、半数が男子。
会場には、ビシッとスーツで決めた男子と、華やかにドレスアップした女子と、その家族、サークルのOB,OG、後輩、友人など、多くの人が来ていた。

娘から、話を聞いたり、写真を見せてもらったりして、娘を通じて知っている子達が、一人ずつステージに出てきてピアノを弾いた。
会うのは初めてだけど、ずっと前から知ってる子たちのような気がして、演奏を聴くのは楽しかった。娘もがんばって長い曲を演奏をした。

最後に、4年生が全員ステージに登場し、順番に一言ずつしゃべり、後輩から花束をもらい、記念撮影をしてコンサートは終わった。

娘がいい仲間に恵まれて、大学生活を送れたことに感謝。
親元から遠く離れた東京でがんばれたのは、サークルの仲間のおかげが大きいんだろうな、と思った。

クラシックピアノサークル、というと、ちょっとお高い雰囲気がするようだが、実際は、運動系サークルかと思うくらい、飲み会が半端なくあって、コンサートのパンフ(卒業記念冊子)を読むと、うちの娘など、最初は飲み会でソフトドリンクばかり飲んでいたのが、どんどん酔うことの楽しさを覚え、一線を越えた時点(!?)で飲み会にはかかせない存在になり、ついには『神』に成り上がった経過が書かれていた。おいおい・・・

娘が打ち上げに参加するので、私は大学時代の友人と連絡をとり、新宿東口で25年ぶりの再会。お茶を飲んだ後、ライオンでビールで乾杯。

彼は、今、某大手書店の本部におられるエライ方になっている。
学生時代は細かったが、いまはすっかり貫禄がついていた。
ま、向こうも、こいつオバハンになったなあ、と思っただろうね(笑)

お互いの子供の話、大学のサークルの仲間のその後など、10時ころまでしゃべり、別れた。
また今度会えるのはいつだろう。
次があることを祈りつつ、帰路についた。天候はあいにくだったが、楽しい東京だった。