イノベーションやインセンティブ〜政治離れの道筋

TVの討論番組をぼ〜っと見ていると、なんとかのイノベーションを推進、これこれのイノベーションの必要、など、”イノベーション”って言葉が何度も耳に飛び込んできた。

TVでおなじみの経済評論家や大学教授や、政治家、人気キャスターが、自分の考えこそが日本の現状の突破口になる、とご意見を滔々と述べられている。賢いひとたちなんだろうな、とは思う。

イノベーションは、技術革新、という意味だ。
イノベーション、といったあとに、つまり技術革新が、と付け加える人は、親切だ。
自分のモチベーション(動機づけ)、これこれのインセンティブ(人をやる気にさせる何か)、あんたら、カタカナ用語禁止、と言われたらしゃべれますか?でも、そのくらいの親切さがないと、普通の市民はわかりませんよ、その話。

しかも、私が消費生活アドバイザーの2次試験の論文の勉強のために読んだ、経済、社会学、経営の本の内容以上のものをしゃべっている人は誰もいない。そんなことは図書館に行けばわかる知識。もしくは新聞を毎日読んでいる人なら知ってる事。

理屈ではわかってるんだけど、でも、それを実行することが困難だから、いまの日本の状況があるの。(違うか??)

どうやって実行するか、道筋を誰か教えて。

自分の話を聞かせたくて今喋ってる人にかぶせてワーワー言い、経済用語を駆使して自分の知識のありかたを披露するおじさんがいっぱい出てる番組(ご本人はそんなつもりは無いにしろ)、これだから、そんな番組って男の人が見るものよ、男っていやあねえ、理屈っぽくって、と言われるんだよね、と思う。
とかいって、小泉進次郎などのイケメンを出したらいい、っていう話ではないんですよ。彼は彼でがんばってほしいですが・・・。

番組のことはまあ、いい。
どの番組でも、対象にした視聴者層を設定して製作しているものだろうから。
ただ、もう少し、政治とかにあまり興味のない人でも楽しめる親切なつくりだったら、見る人も増えるかな、それが、政治への関心に繋がればなあ、なんて思っただけ。

それより、国会が、国民のための政策を論議しないで小沢さんの資金問題の追及の場になるのは勘弁して欲しい。

なんのために、国民は民主党を選んだのか。

国民を裏切らないでほしい。

民主党は、清廉な党だと思っていたのに、疑惑まみれの人が主導権を握っているんですね。
総理は一般国民とはかけ離れた大金持ちの純粋のお坊ちゃんなんですね。
ま、私が何を考えたって、政治なんて、世の中なんて、どうにもならないんだもの。考えるだけバカらしいわ、さあ、そんな事よりお昼ご飯つくらなくっちゃ。→→政治離れの道筋