雪降らず〜学生時代の思い出など

日本列島に寒波襲来、朝には雪が積もって電車のダイヤが乱れて・・、と心配しつつ目覚めたけれど、雪降らず。
薄暗い寒空の下、息子は駅にチャリで向かいました。

冬の朝は早起きがつらい。
息子よがんばれ、母もがんばるからね、早起き・・・。


雪、といえば、高校時代、地学の授業中に降り出した雪、あまり雪など降らない土地柄で、そわそわする生徒たちに、
「ほれ、窓の外見てみい。雪がふりよるわい。」
とのんびり語りかけてくれ、生徒達の心をほんわかさせてくれたH先生、お元気でしょうか。大好きでした。

雪、といえば、大学時代、サークル終わりに雪が降り出し、下宿に帰る女子達に、
「帰り、気をつけてね。こんな日は人肌が恋しくなるから。」
とエラく危険で大人っぽい忠告をしてくれたX君、りっぱなおじさんになっていることでしょうね。

雪、といえば、雪の降った朝早く、銀閣寺周辺に写真を撮りに行き、一番に雪に足跡をつけてはしゃいだあの銀色に輝いた世界を私は決して忘れないでしょう。
なんて贅沢だった時間。


あんまり雪と接する機会がないので、雪の記憶は脳裏にくっきり刻まれているような気がする。
雪国の人には申し訳ないが、雪は特別であこがれです。

今日は、雪、やっぱり降りそうにないです。
はらはら、と申し訳程度に降ってすぐ止んじゃう雪は、車のフロントガラスをきたなくするだけです。
そんな雪しか降らない、温暖な地方発信の日記です。

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昨日読んだ本
○女どうしだもの いよいよ3年め 森下えみこ