ラテン語

コーラスで、初めて宗教曲っぽい曲を歌うことになった。
初めに、グローリア、なんたらかんたら、とラテン語があり、真ん中は日本語の歌詞になる。
リズム的には、ゴスペルのような感じである。

土曜日、月一回の若いイケメン先生の指導があり、ラテン語の発音を詳しく教えてくれた。
楽譜をもらった時には、なにも考えずに、カタカナで「グローリア」と気軽に歌っていたのだけど、先生の、出だしの言葉の発音の指導は15分以上続き、正しく「グローリア」と歌うのには、ものすごいテクニックがいることがわかった。
アクセント、巻き舌など、カタカナで歌っていた事が恥ずかしくなるくらい、日本語とはかけ離れた技であった。
グローリア、でこれだけ苦労するのだから、続きのなんたらかんたら、のところは、もっと難解であることが推測される。
来月までに、せめて、グローリア、の一言だけでもまともに言えるようになっておこう、と心に決めた。
道は険しい。