宿題をみる

もうすぐ冬休み。小学校は懇談会があり、子供らは早く帰ってきた。
幼稚園生がまだ教室にいる時間なので、小学生は、ホールで宿題をした。

もう一人の学童担当のせんせいが体調悪く、一人で全員の宿題を見てあげたが、こういう時に限って、めんどうな子が多くて、笑えた。

その中でも、2年の女の子で、漢字のプリントをやって、何回も同じところに間違った字を書いてくる子がいた。

その問題は、「青空が□がる」の□の中に漢字を入れるもので、横には、空に太陽があるイラストが描いてある。
正解は、「広」がる、だと思われるが、その女の子は、「上」がると書いて見せに来る。
「青空が上がる」って、何なん??と3回目に聞いてみると、「だって絵に太陽があるもん」と言う。本人は、「太陽が上がる」だと思い、絶対この字であっていると思って、何度も書いては見せに来ていたらしい。

「○○ちゃんねえ、よーく問題を読んでごらん、太陽が、って書いてあるかな??」と問題文を指差すと、じーーっと文を凝視して、「あーあー、なんだ、青空かあ」とあっけらかんと言い放ち、また、直すために自分の座っていたところに帰っていった。

この間、他の子がやり終えた、プリントやドリルや、もじのけいこ帳が山積みになってチェックの待機中。
なかなか、笑いたいけど笑えない状況が、楽しかったりする。