丸める

園児たちと遊ぶとき、よくお願いされるのが、
「この粘土、丸くして」という事だ。
手渡された粘土の小さい塊を、手のひらでコネコネして、お団子をつくる要領でくるくる回して丸くする。丸に近づいてくると、見ている園児の顔がパーっと明るくなって、できたのを「はい」と渡してあげると、「すっげ!」とものすごくうれしそうな顔になる。
お安い御用ですよー、といつも思うが、これがけっこう園児には難しいらしい。
そして、気づくと何人も順番待ちができている。おもしろいなー。


昨日、小学生とは、園庭で、「ぐるぐるじゃんけん」「鬼ごっこ」「サッカー」。走りまくって、足も息も限界が来て、鬼ごっこの途中で、「ごめん、せんせいにオトナタイム取らせてー。」と教室に戻ってお茶を飲む。
子供らは、1,2年生とはいえ、スポーツテストで50m9秒代の子もいる。

遊び終わって、教室に入ると、私一人こめかみから汗が流れ落ちて、「暑い〜〜」と叫ぶと、子供らは「全然よ」と言葉通り涼しい顔をしている。

53になって、まさか小学生と走りまくる日々を送るとは思いもよらなかった。さすがに、怪我が怖いので、全速力では走れないけど、なかなか元気な自分を褒めてやりたい今日このごろ。