ダムカード

今日は、市の臨時職員時代の友達が寄って、ランチをした。
臨時職員は、2年間の任期で、その後、県の臨時職員をしている人や、一般の会社に就職した人など、それぞれである。

中で、県の、ダム管理事務所にいる人から聞いた話。

ダムカード、というものがあるらしい。
何かというと、今密かにブームになっている、「工場萌え」や「廃墟萌え」のように、「ダム萌え」というブームも来ているらしい。
タモリが、テレビの番組で言ったのが始まりとか。

それがきっかけで、国交省管轄のダムでは、ダムが載ったカードを作ったらしい。そして、その後を追って、愛媛県の管轄のダムでも、カードを作り始めた、という話である。

彼女が勤めている県のダムでは、今年6月にカードを作った。
それまで、愛媛の国交省管轄のダムを巡っている人が、「カードをください」と事務所に寄っても、「すいません、ここは県の管轄なので、カードはないんですよ」と謝って、肩身が狭かったらしい。

そして、6月にダムカードが出来た当初、その無料でもらえるカードがネットオークションに出ていて、3700円の値が付いていたとか。

カードは、ダムに実際に訪れた人が、一人一枚限定でもらえるが、コンプリート(全部揃えたい)をめざす人にとっては、わざわざ愛媛の山奥にくる交通費を考えると、3700円出してカードを買うほうが安上がりだ、という事らしい。

ダムカード、恐るべし、である。小学生が社会科見学で来たときは、もちろん全員に渡すらしい。家に帰って、そのカードをどうしているのか、とても気になる(笑)
世の中には、いろいろなブームがあるものだ、とすごく勉強になった。
そして、一度、事務所に寄って、カードを手に入れたい、と思ったりもした。