余力 0

昨日、今日と、メインの先生が、小2の娘さんが熱のためにお休みし、12人を一人で見た。
宿題を全員見てやり、おやつを食べた後、工作をすることにした。

「せんせい、折り紙ください」「せんせい、はさみ貸してください」「人形のおり方を教えて」「のり、貸してください」「牛乳パックに窓をカッターで切って作ってください(←牛乳パックで、家を作っている)」「トイレ行ってきます」「マジック貸してください」「手を洗ってきます」「せんせい、折り方がわかりません」「せんせい、私も何か作りたい」「○○君がボクに悪いことをしました」「こことここを両面テープで貼りつけてください」「小さく切った折り紙をください」「人形の顔に目を書いてください」「たいくつだから、わたしもなにか作りたい。」

せんせいは、今日は、一人なの。手も、2本しかないの。耳も、一度に1人の事しか聞こえないの。順番にしていくから、待ってくれる??と言うと、小学生はエライので、ちゃんと待ってくれる。

その間に、幼稚園児も乱入。なぜか、手に手に牛乳パックを持っていて、「ガーネットせんせい、真ん中で切ってください」と注文してくる。そういやあ、小学生の部屋を覗いた誰かが、「ワタシも牛乳パックを倉庫からもってくる」と何人かをひきつれて走って行った声が聞こえていたな(笑)

1時間ほど、楽しい楽しい図工の時間。
一人の1年女子が、「今日はお父さんが誕生日だから、お父さんの折り紙人形を作って、お母さんと私と弟のも作って、画用紙に貼って、あげるの」と張り切っていたけど、結局お父さんのしか作れず、お迎えのお母さんに八つ当たりしていた。あまり手伝えなくて、ごめんごめん。
というわけで、前につくってあった、女の子の折り紙人形をソッと持たせて帰らせた。女の子の顔がパアっと明るくなったのが、うれしかった。やれやれ。

帰ってきて、自分の余力が0になっていることを痛感。今日ははやく寝よう。