反応

缶ビールのギフトをもらった。その箱が、中が仕切られていて、迷路遊び(ビー玉とか転がすやつ)にちょうどいい、と思ったので、それにちょいちょいと付け足して、けっこうマジな迷路遊びを作り、学童お預かりに持って行った。

子たちはとても喜んでくれて、遊ぶ順番を紙に書いたりして、取り合いにならないように遊んでくれた。一日で壊れるかな、と思ったけど、大丈夫だった。

次の日、一番熱心に遊んでいた1年の男の子が、「僕も作った。夜中までかかった。」と言って、自作の迷路遊びを持ってきた。お母さんも手伝って作ったらしい。一晩で、よう作ったねえ、と感心しきり。こういう反応があると、なんだかとってもうれしい。親御さんは大変だっただろうけど。

3時のおやつを食べる前に、今はやりの「妖怪ウォッチ 第一体操」というのを歌うことになった。「よーでる よーでる よーでる よーでる 妖怪でるけん でられんけん♪」というテンポのいい曲で、振りもついている。耳コピーをして、弾けるようになっていたので、エレクトーンで伴奏してやり、踊りと歌とで大合唱になった。

おやつを食べた後、女の子が、「せんせい、どうやって弾いたの?」と言いに来て、ちょうどエレクトーンの楽譜台に載っていた「しょうじょう寺のたぬきばやし」(幼稚園の先生が弾く練習しているらしい)を指さし、「これ、弾いたん?」と言うので、めっちゃおかしかった。
「せんせいはね、曲聞いて、覚えてきたのを弾いたのよ。」と言うと、「私も弾ける」と言う。そうかい、まあ、がんばりたまえ、と心の中でエールを送る。耳コピーして、それを実際に弾くのは、なかなか誰にでもできることじゃあないのよ〜〜、と自慢しても、なんのことだかわからんだろうな、まあ、それでいいのよ、と秘かにほくそえむ。ふふ。