雹(ひょう)

11時過ぎに、突然空が真っ暗になって、バラバラと音を立てて、雨が降り始めた。
洗濯ものを家の中に入れなくっちゃ、と思ってベランダに出たら、コンっと氷の粒が手に当たった。雨じゃなかった。
雹(ひょう)/霰(あられ)、どっちだろう??と思っていたら、お昼の天気予報で、今日は天候が突然変わりやすく、ひょうが降るかもしれないので、注意してください、と言っていた。じゃあ、やっぱり「雹」なんだ〜〜、と思った。

とすると、霰(あられ)っていうのは、どんなものなんだろう??という疑問が湧いてきたので、調べたら、「雹よりも小さい氷の粒。冬のはじめに多く降る」とある。
じゃあ、雹は、と言うと、「積乱雲から降る氷塊。直径数ミリから5センチ、時には10センチ以上のものもある」という事だ。(金田一春彦編 学研現代新国語辞典)

今日の氷の粒は、5ミリくらいだった。その大きさだけでいうと、雹でも霰でもいいんじゃないか、と思う。
決め手は、降る季節のようだ。
「冬のはじめに降る」のがあられ。季節外に積乱雲から降るのがひょう。
そういえば、雹は夏でも突然降って、農作物に被害を与えたりするものな。

いや〜。また一つ賢くなった。あられは冬の風物詩。ひょうは一年中降る可能性があるってことね。
雹の降ったあとは、冷え冷えしてめっちゃ寒かったです。桜も散ったことでしょう。