知識

自分の知らなかったことが、どんどんわかってくるのがおもしろい。
税金のことなんか、全然知らなかったし、パンフレットを見ても目が横滑りしていたのに、今は、知っている言葉が目に飛び込んできて、文として読めるようになった。

保険の外交員は、会社員じゃなくて一事業主らしい。
保険のおばちゃんが持ってくるボールペンだのクリアファイルだの、不手際があってお客さんを怒らせたときに持ってくるお菓子だの(笑)は、自費で買っているらしい。だから、それは経費のうちに入っていて、それらを記入した申告書を持って、確定申告に来る。
化粧品のセールスレディーのポーラの人とかも、一事業主らしい。知らんかった。

空いている時間に、税務署の職員さんが研修をしてくれるのだけど、すごくわかりやすく説明をしてくれる人がいて、まるで専門学校で講義を受けているような気になったりする。一緒に働く若い子も、「うわー、ようわかる〜」と絶賛の声を惜しまない。職員さんの顔も、なんとなくうれしそうである。よう、知っているのはあたりまえではあるけれど。