デート商法

「○君はいますか?」と女の子から家の固定電話に電話がかかってきた。
「どちら様でしょうか」と聞くと、「××です。」と言うので、「どちらの?」と聞くと、「いないんですか」と、はがゆそうに言う。

はーん、同窓会名簿などを見て、手当たり次第に電話をかけて、本人が出たら外へ呼び出し、最後には何かを買わせる、いわゆる『デート商法』やな、と思ったので、
「このごろ変な電話がよくかかってくるので、どちらの方かわからない時は、取り次がないんですよ」と言ってやったら、「じゃあ、携帯に掛けます!!」だと(笑)

携帯番号を知っていたら、初めからそっちにかけてるよねえ、と思って、一応息子に、「××さん、って知ってる?」と聞いたら、そんな女の子には心当たりがない、とのこと。

二十歳を過ぎると、高額のモノを買うのに保護者の容認がいらなくなるので、そのころを狙って、こういう電話がかかってくる。

電話の声は、若い女の子の声だった。何をやってんだ。こんな事をしていたら、イカンだろうよ。あんたの親が知ったら泣くよ、と言ってやりたい。