おしい!

のどが少し痛いので、近所のドラッグストアに行って、風邪薬の棚を見ていた。
薬を飲むほどではないので、まあトローチとかを買って、様子を見よう、と思ったのである。

そしたら、30代くらいのお兄さんが「何かお探しですか?」と声をかけてきた。
胸に「登録販売者」という名札をつけている。
薬剤師ではないけど、薬の知識を持っていて、薬の説明ができる、という資格を持った人である。

せっかくなので、「喉が少し痛いのだけれど、お勧めのよい風邪薬はないですか?」と聞いてみた。
すると、「どの薬も、症状をやわらげるだけで、風邪自体を治すことはできません。初期なら、ドリンク剤などを飲んで、抵抗力をあげるのがいいと思います。」と言う。

「そうですか、ありがとう」と私は言って、お兄さんは、別の売り場のほうへ去って言った。

なんか、商売っ気のない店員さんやなあ、と笑ってしまった。
そして、そのように客に言ったなら、せめて、「これとかがいいですよ。」とドリンク剤を選ぶくらいはしてほしかったよな、と思った。
店の売り上げに貢献することと、客の要望に応えることも大切じゃないかしらね〜。まだまだ、だわね。お兄さん(笑)