アワビの貝殻

きょうは漢方の病院に行く日。
前回から処方されている煎じ薬の中に、きらきらした硬いものが入っているので、今日の診察の時、「あれはなんですか?」と先生に聞いた。
そしたら、「あれはアワビの貝殻。目に効くんよ」とのこと。
きらきらした貝殻の内側のところが、「真珠タンパク」といって、貝が身を守るためのものだということ。その成分が、目に効くらしい。
野菜でも、日光から自分を守るために、外側に濃い色素を形成する。その成分が、人間の体にいいのと同じことだ。
自然のものって、すごいなあ、とひたすら感心。
そして、貝殻の成分を薬にする漢方って、これまたすごくて面白い、と思った。

そして、先生に、「このごろ、柑橘を1日に何個も食べてるんですけど、大丈夫でしょうか?」と聞いてみた。1日トータルして5個くらい食べているので、もしや、食べ過ぎでは、と思ったのです。
そしたら、「今のあなたの体が欲しているようだから、今は大丈夫です。もう少し、身体の中からうるおってもいい感じだからね。」と言われた。
医食同源、てことかなあ。
柑橘が食卓になくなったら、危機感を感じて即買い出しにいく私。
愛媛に生まれてほんとうによかった。